R7年3月25日
当院では質の高い医療を安全に行うため医療安全委員会が精力的に活動を行っています。各部署が1年間の業務改善に対する目標を立て、その目標に対しての計画を委員会の中で定期的に報告しています。
今回ハートホールにて令和6年度1年間に以下の部署で行った業務改善の最終報告会と優秀部署の表彰を行いました。
- 循環器内科:インシデントレポートの適正化と有効活用。
- 手術室:多職種と連携・協議し術中における神経障害・皮膚障害を起こさない。
- 外来看護:①看護師間の申し送り時にTeam STEPPSツール「チェックバック」でコミュニケーションが出来る ②チェックバックすることで、情報伝達ミスによるインシデントが発生しない。
- CCU看護&外科:口頭や電話での指示受け時にはチェックバックを実施し聞き間違いによるエラーを起こさないようにする。
- 3階病棟看護:入院患者の転落リスク評価を適切に行い、病棟スタッフが(KYTラウンドを通して)情報共有できる。
- 4階看護::内服関連のインシデント発生を要因分析して、発生件数を10%削減。
- ペーシェントサービス:業務手順を再確認し、手順に沿って実施することにより昨年よりインシデントを減らす。
- 薬局:処方オーダーの中断・変更に伴う内服インシデントの軽減。
- 臨床検査:いつでもどんなときでも焦らず安全な輸血検査が実施できるしくみづくり。
- 診療放射線:患者間違いや撮影部位間違い関連のインシデントをなくす、あるいは昨年度より少なくする。
- 臨床工学:適切なインシデントレポートの作成。
- リハビリテーション:申し送りの際はハンズオフ・チェックバックの徹底。
- 栄養:適切にインシデントレポートを書く。
- 事務:電話対応に関する問題点を洗い出し、改善点を見出す。

すべての発表が終わった後、松尾院長と医療安全委員長の小山副院長による協議の結果、検査科の輸血検査を安全に行うためのとりくみが最優秀賞に選ばれ、小山副院長より賞状と豪華賞品?が授与されました。
