禁煙外来の紹介

禁煙したいと思ったら禁煙外来受診を

当院では2020年9月より禁煙外来を開始しました。

週2回(月曜14:00、金曜8:30)に禁煙補助薬(チャンピックスR)を使用した禁煙外来を実施しています。

喫煙は寿命を10年短くすると言われています。

喫煙することで体には様々な悪影響があり、タバコの煙を吸う(受動喫煙)だけでも、直後から心臓などの循環器系に悪い影響が出ます。

喫煙すると・・・

血管が収縮する

血圧が上昇する

心拍数が増え、心臓が急激に酸素を要求する

一酸化炭素で酸素不足になり、心臓に負担がかかる。

(日本循環器学会 あなたにもできる禁煙ガイドより引用)

糖尿病や高血圧・高脂血症の人がタバコを吸うと、虚血性心疾患の発症率がさらに高まるため、危険です。

最近では、低ニコチン・低タールのタバコがありますが、害は同じかそれ以上と言われています。タバコの種類を変えたり本数を減らすことでは、タバコの害は減らせません。循環器疾患予防・治療のためには禁煙が非常に重要です。

『喫煙は病気、喫煙者は患者』

たばこがなかなかやめられない人の中には「禁煙が出来るかどうかは意志が強いか弱いかの問題」と思い込んでいる人がいますが、禁煙できないのは意志の問題ではなく、ニコチン依存症という病気のためだと、まず認識して下さい。

喫煙者の多くは「禁煙はつらくて苦しいもの」と思っているかもしれませんが、それは大きな間違いです。医師と一緒に取り組めば、比較的楽に、しかも費用もあまりかけずに禁煙できます。

禁煙を始めて2、3日はニコチン切れのイライラやストレスなどの離脱症状が現れますが、医療用医薬品の禁煙補助薬を使うことにより、離脱症状を和らげることができます。

禁煙外来では、薬の助けをかりながら、医師や看護師の指導を通してご自身の禁煙週間を獲得して頂く事を目標にしております。医師や看護師が一人ひとりに合ったアドバイスを行うため、個人で行う場合の禁煙成功率は2割程度であるのに対して、禁煙外来に通うと禁煙の成功率は7~8割まで上昇すると言われています。そのため

禁煙外来の利用で、比較的楽に、より確実に禁煙できます

無理な我慢や努力ではなく、正しい知識と薬剤を用いてあなたの禁煙を援助いたします。

禁煙すると、こんな良いことがあります

禁煙開始後20分から身体的な禁煙の効果は出現します。例えば、血圧や脈拍が正常に戻ったり、手足の血のめぐりが良くなったりします。また継続して禁煙していくことで、呼吸が楽になったり味覚が戻ってきたりします。

手術の準備はまず禁煙

喫煙をしていると痰が多く、全身麻酔のトラブルや手術合併症の危険が高まることや、手術後の感染が起こりやすく、傷の治りも悪くなると言われています。

手術を行う3週間以上前に禁煙すると、このようなトラブルを減少させることができます。

当院では手術前からの禁煙外来も実施していますので、手術を控えてお困りの方がみえましたらご相談ください。

(日本循環器学会 あなたにもできる禁煙ガイドより引用)

<禁煙治療の条件>

○外来患者であること。入院中の患者さんはできません

○前回の禁煙治療(保険適用)から1年以上経っていること

○ただちに禁煙しようと考えていること

○ニコチン依存症診断テストで5点以上あること

○35歳以上の場合、ブリックマン指数

(1日の禁煙本数×喫煙年数)が200以上であること

○禁煙治療を受けることに文章で同意を頂いている方

※上記条件を満たさず、禁煙治療を受ける場合は

全額自己負担となります。

<治療スケジュール>

治療前の問診:看護師により上記禁煙治療の条件の確認を実施します。

治療:12週間で5回受診して頂きます。

治療内容

1.問診

2.呼気一酸化炭素濃度の測定

3.喫煙(禁煙)状況の確認、体調チェック、禁煙補助薬の効果の確認、副作用の反応など

4.禁煙補助薬の処方

5.禁煙実行、継続に向けてのアドバイス

<禁煙治療にかかる費用>

3割負担:約12,000円

1割負担:約3,900円

12週間の総額で上記の金額です。

禁煙外来に関する御質問等は外来看護師にお尋ねください。

禁煙外来実施時間

(月曜日) 14:00,14:30

(金曜日)  8:30

禁煙外来を希望される患者様は主治医へご相談ください。