我々看護師はコロナの状況においても、患者様・ご家族様の回復を促し、思いに寄り添い、『こころ』を少しでも温められるように、日々看護しています。

今回は、外来・手術室・CCU・病棟の各所属長より、ある看護の1場面を切り取っていただきました。

岐阜ハートセンターの看護師は、コロナでもその人らしい生活を諦めません!!

岐阜ハートセンター 看護部

Episode:1  新型コロナウィルス最前線にて(第1/5回)

外来看護師長 片岡恵美

外来は病院の窓口として多くの人々が行き交うエリアです。この新型コロナウィルス感染症との闘いは、当院理念である『24時間365日救急患者様の受け入れを断らない』ために、スタッフ一同が標準予防策を確認し合い、また知恵を出し合うことから始まりました。

心臓疾患の救急患者対応は、まさに1秒を争う状況であり、対応するスタッフは日々安全に効率よく動くことができるよう教育を積み重ねてきました。しかし、新型コロナウィルス対策として、その動線は変える必要があり、自分を守るため、患者様を守るために追加される手順に戸惑いとジレンマを感じる日々でした。ですが、追加される対策を徹底して実施することがウィルスの流入を食い止めることになるのだと、まずはガウンテクニックの再確認を感染対策委員とともに一人一人が実施しました。

次にできるだけ迅速にロスタイムなく患者様の治療が開始されるために、救急車到着から治療室搬入までの変更した動線を確認する多職種シミュレーションを実施しました。紙面上では気づけない、次々と湧いて出てくる問題をその場で解決しながら進むことで、互いに意見を言い合うことができ、既存にとらわれない柔軟な発想に転換する術も身についたように感じます。

この闘いはまだ続きますが、スタッフ全員が医療者であることに誇りを持ち、安全に医療を提供できるように意見を出し合いながら乗り越えていきたいと思います。