こんにちは。管理栄養士の大澤です。今回は抗酸化作用のある食品についての話をしたいと思います。
抗酸化とは、体内の活性酸素によって細胞や組織が傷つけられるのを防ぐ働きのことをいいます。活性酸素は、体が老化したり、病気の原因になったりすることもあり、糖尿病や脂質異常症、動脈硬化などにも影響があるといわれています。
この活性酸素は、年齢とともに増えますが、ストレス、食品添加物、タバコ、激しい運動、多量飲酒、紫外線などによっても増えるといわれています。しかし、この活性酸素の働きは抗酸化作用のある食品の摂取によって抑えることができます。いくつかご紹介しますので、是非献立に取り入れてみてください。
①ビタミンA
緑黄色野菜に多く含まれているβカロテンは、体内でビタミンAに変わります。油と一緒にとることで吸収率がアップします。

②ビタミンC
体内で作ることができない栄養素です。また大量に摂取しても尿中に排泄されてしまうので、毎日摂取する必要があります。

③ビタミンE
ビタミンA、ビタミンCと一緒にとることで相乗効果があります。

④ポリフェノール
植物が自ら作り出す抗酸化物質の総称です。主に植物の色や苦味、渋味の元になっています。

抗酸化作用のある食品は、主に野菜、果物、種実類に多いことが分かります。これらの食品を積極的に摂取し、元気な毎日を送りましょう。
管理栄養士はあなたにとってベストな栄養管理を提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。
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