こんにちは。理学療法士の久世です。毎日厳しい暑さが続いていますが、皆様、体調はいかがですか?

本日は、入院患者様から時々ご質問を受ける「コーヒーって飲んでもいいんですか?」についてお答えしたいと思います。

まず、コーヒーを飲んでも良いかどうかですが、結論から申し上げますと飲んでも構いません。ただし、主治医からカフェインの制限などを指示されている方については、ご相談ください。

コーヒーについては以前から、適量飲む方が健康に良いと言われており、米国の食事ガイドラインでも健康的な食事パターンの一部として、適度なコーヒー摂取が推奨されています。

適度なコーヒー摂取は、2型糖尿病や心血管疾患、死亡リスクの低下と関連があることが報告されていますが、1日3〜5杯を超えるような多量のコーヒー摂取と死亡リスクとの関連については、未だ議論が分かれるところです。

また、コーヒーに加える甘味料などを多量に入れることによる弊害や抽出方法など、まだまだわかっていないこともあります。

今回は、飲むタイミングはいつが最も良いのかということにフォーカスしてみます。最近報告されたコーヒーを飲むタイミングを調べた研究報告の結果では、終日飲む人と比べて朝だけ飲む人の方が、心血管疾患の発症だけでなく死亡リスクも低下させることがわかりました。

Wang X, et al.Coffee drinking timing and mortality in US adults. Eur Heart J. 2025 Feb 21;46(8):749-759.

そして、量を飲むほどそのリスクが低下することもわかりました。

コーヒーが大好きな方は是非朝飲むことをお勧めいたします。

理学療法士はあなたにとってベストな疾病管理プログラムを提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。

また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。