こんにちは。管理栄養士の嶌田です。

今回はミネラルの効率的な摂取の仕方や、摂取する上での注意点について詳しくお話ししていこうと思います。

ミネラルは身体にとって重要な栄養素であり、毎日の食事からバランスよく摂取することが大切です。食材の選び方や、食材の組み合わせで効率よく摂取することができます。

まず、加工されている食品は、加工の段階でミネラルが損失されやすいため、なるべく「生鮮食品」を選んでもらうことが大切です。また、加工食品には食品添加物として「リン酸塩」というものが含まれていることが多く、リンの過剰摂取につながりやすくなります。食品添加物は食品に含まれるミネラルの吸収を阻害する可能性があり、特にリンはカルシウムの吸収を阻害すると言われており注意が必要です。

ミネラルは相性の良い栄養素と一緒に摂取することで吸収率をアップすることができます。

まず、骨や歯を作る栄養素であるカルシウムはビタミンD相性が良く、血液の重要な成分であるヘモグロビンを構成する鉄はビタミンCやタンパク質と相性が良いです。また不足すると味覚障害などを引き起こす恐れのある亜鉛もビタミンCと相性が良いです。様々な食品を組み合わせて食べるように意識しましょう。

最近ではミネラルを補うためにサプリメントを利用される方もみえますが、サプリメントはあくまで食事のサポートとして利用し、過剰摂取にならないように注意しましょう。特に以下の4つのミネラルは、長期的に摂り過ぎると健康を害する恐れがあるので注意して下さい。

ミネラルを効率よく摂取するために様々な食品をバランスよく食べているか、自身の食生活をぜひ振り返ってみましょう。

管理栄養士はあなたにとってベストな食事プログラムを提供します。ご興味がある方は当院心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。