こんにちは。管理栄養士の大澤です。今回はナッツについての話をしようと思います。

ナッツとは硬い殻に包まれた植物の果実や種の総称です。ナッツは栄養豊富な食品として注目されており、動脈硬化を抑制するオメガ3系多価不飽和脂肪酸、ビタミンEも多く含まれています。

しかしナッツといってもたくさんの種類があり、どれが良いのか迷う方も多くいるのではないでしょうか。

そこで今回は、様々なナッツを比較しおすすめのものを紹介していこうと思います。

間食で摂る目安量は100kcalですので、約25gである手のひら1杯分の量で計算してみました。

 

結果はこのようになりました。

飽和脂肪酸は、動脈硬化の原因となる物質のためできるだけ控えた方がいいものになります。マカダミアナッツは飽和脂肪酸量が多いですが、ビタミンEは含まれていません。反対にビタミンEが多く含まれているものは、アーモンド・くるみ・ピスタチオ・ヘーゼルナッツです。その中でもくるみは、オメガ3系多価不飽和脂肪酸も多く含まれているため、特におすすめです。

くるみはそのまま食べても美味しいですが、サラダにトッピングするなど料理に使用するのも良いと思います。おすすめのレシピはくるみ味噌です。くるみは弱火で軽く煎ってから加えることで香ばしく甘みも増すのでより美味しくなります。味噌と砂糖、みりんを弱火で炒めてからくるみを加えるだけで作ることができ、様々な食材に合わせて楽しめます。鶏肉やブリなどに乗せて焼くとメイン料理になりますし、野菜に和えると副菜にもなります。

是非使ってみてください。

ナッツ類は脂質が多いため、たくさん摂取するとその分カロリーも多くなりますので、1日の目安量の中での利用がおすすめです。

管理栄養士はあなたにとってベストな食事プログラムを提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。

また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。