こんにちは。管理栄養士の大澤です。今回は筋肉を強くするビタミンDについての話をしたいと思います。ビタミンDは13種類あるビタミンの中の一つであり、体の機能を保つために必要な栄養素です。中でも、筋肉を強くする働きがあるためビタミンDをしっかり摂取できている高齢者は転倒のリスクが低いという調査結果もあります。また、不足してしまうと骨粗しょう症のリスクを高めてしまうといわれています。

そんな大事な栄養素であるビタミンDですが、食事から取り入れる以外にも、日光浴をして紫外線を浴びることで体の中で作ることもできます。是非、天気の良い日には日光浴をすることをおすすめします。

では、ビタミンDはどんな食材に多く含まれるかについてお話したいと思います。

 

こちらをご覧ください。

1日に必要なビタミンDの量は8.5μgなので、鮭やさんまを食べるとそれだけでも1日分の目安量を摂取することができます。しかし、毎日摂取するのは難しいのではないでしょうか。そこでおすすめなのがしらすです。

しらすは季節問わず手に入れることができ、献立に取り入れやすい食材です。枝豆や大豆、みょうがなどと混ぜご飯にしたり、ほうれん草などと和え物にしたりしても美味しいです。豆腐やサラダのトッピングなど手軽に使うこともできるので、是非1日に大さじ1杯を目安に献立に取り入れてみてください。注意点ですが、しらすには大さじ1杯あたり0.3gほどの塩分が含まれているので、沢山使うことで塩分も多くなってしまいます。その際はしょうゆなどの調味料を控えめにして、しらすに含まれる塩分を活用して味付けしてみてください。

管理栄養士はあなたにとってベストな食事プログラムを提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。

また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。