こんにちは。管理栄養士の大澤です。今回は熱中症についての話をしたいと思います。
以前にも熱中症についての記事を書かせていただいていますのでそちらも合わせてご覧ください。
https://gifu-heart-center.jp/cardiac_rehabilitation_blog/cardiac_rehabilitation_no65/
https://gifu-heart-center.jp/cardiac_rehabilitation_blog/cardiac_rehabilitation_no67/
また、厚生労働省や環境省のサイトから引用していますので、ぜひそちらのサイトについても合わせてご覧ください。
今年も5月20日には岐阜県内の22の観測地で最も高い気温を記録し、5人が熱中症や熱中症の疑いで救急搬送されたと報道されていました。20日の最高気温は揖斐郡揖斐川町で32.4度と、5月の平均気温である25度を大きく上回っており、注意が必要な状況です。
特にご高齢の方は、若年者よりも体内の水分量が少ない上、体の老廃物を排出する際に沢山の尿を必要とします。また、加齢により暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなり、体の水分は少なくなっていても、喉の渇きを感じにくくなっています。また、汗をかきにくいため体に熱がたまりやすいです。汗をかくことで体の熱を放出しますが、その体温調整機能も低下しています。そのため、年齢を重ねるにつれて熱中症に注意が必要です。
熱中症で救急搬送される熱中症患者の内、約8割は65歳以上の高齢者です。また屋内での死亡者のうち、約9割はエアコンを使用していませんでした。
これから益々気温が上昇していきますが、この夏を乗り切るためにも熱中症の予防のためのチェック項目を厚生労働省から引用してきましたので、是非確認してください。

室内は28度以下に保つことが重要です。そのためには室内の温度を確認できるように温度計の設置をおすすめします。28度を上回っていれば、エアコンを使用しましょう。
また外で作業をする際には、中止を検討すべき目安として気温が31度以上の場合があります。特に連続1時間以上、または1日4時間以上作業が続く場合には作業の中止を検討してください。
管理栄養士はあなたにとってベストな栄養管理を提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。
また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。