2022年7月13日(水) 9時30分より 岐阜南消防署の会議室で第12回岐阜ハートセンター救急連携勉強会が行われました。

今回は、岐阜南消防署の会議室と本巣署の会議室をオンラインでつなぎ、現地とWEBのハイブリッド形式での開催となり、50名以上の救急隊員との勉強会となりました。岐阜ハートセンターからは、松尾仁司院長と小山 裕心臓血管外科部長が講師として参加いたしました。まず、松尾院長が岐阜ハートセンターの救急搬送患者に対する取組について講演。

 

救急隊からは、柳津分署の川脇優太消防士長が現場での情報取得に苦慮したICD作動例の症例報告がありました。

その後、救急隊からはICDが作動してもCPAへ移行する場合があるのか?CPAとなった場合、救急隊のもつAEDによる除細動をしても良いのか?等の質問があり、ハートセンターからの出席者と救急隊員との有意義なディスカッションをすることが出来ました。

続いて、小山心臓血管外科部長が、防災ヘリ搬送にて救命できた症例報告を行い。

最後に再び松尾院長が心臓カテーテルポンプを用いた劇的救命症例というタイトルの講演を行いました。

救急隊員の皆様は、大変熱心に聴講され、また活発な質疑応答の時間も持つことが出来有意義な勉強会となりました。