冷凍バルーンアブレーション(CRYO)とは

従来の高周波カテーテルアブレーションと異なり、バルーン形状のカテーテルに冷気ガスを送気し、標的部位を円周状に一括で冷却することで心房細動を治療します。

冷凍バルーンアブレーションの手技の流れ

1. 診断カテーテルを肺静脈に留置

2. 左房内でバルーン拡張

3. 肺静脈をバルーンで閉塞して冷凍アブレーション(3~4分)

4. 診断カテーテルによる電気的隔離の確認

冷凍バルーンアブレーション(CRYO)と高周波カテーテルアブレーション(RF)との違い
CRYO

1-2回の冷却で肺静脈を全周性に隔離
一回の冷却時間:120-240秒

RF

複数回焼灼により肺静脈を全周性に隔離
一回の通電時間:30-60秒