2022年12月9日(金)岐阜市消防本部瑞穂消防署の会議室で、第13回岐阜ハートセンター救急連携勉強会が開催されました。今回もコロナ禍での開催となったため、現地の会議室と他の消防署をオンラインでつなぎ、ハイブリッド形式で開催しました。2時間という長時間の内容となりましたが、Webでは岐阜市以外の羽島市、羽島郡広域連合、各務原市など多数の消防本部が参加され、現地とWebで合わせて103名の救急隊の方々に参加していただけました。

 

まず初めに臨床検査技師の中野技師から「失敗しない十二誘導心電図のつけ方」ということで、実際に十二誘導心電図を救急隊の方に装着して、装着時のコツを実演しました。

次に循環器内科の三宅医師から「十二誘導心電図判読のポイント」という内容で、十二誘導心電図を判読する際の4つの手順などの講演を行いました。

 

3つ目に本巣消防署の小島茂樹消防司令補から「十二誘導心電図を活用した救急活動について」という内容で、傷病者とのコンタクトから救急車内での活動内容をこの日のために作成した頂いた動画を用いて、わかりやすく説明してくださいました。

次に看護部長の中嶋看護師より「当院からの報告」、最後に当院スタッフと救急隊との意見交換を行い終了しました。

救急隊の方から多くの質問があり、活発な会を開催することができました。この日のために準備を進めて下さった多くの救急隊の方や関係者の皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。