『臨床検査技師』という職業をご存知ですか?

皆さんは、『臨床検査技師』という職業をご存知ですか?病院で働くスタッフをといえば、思い浮かぶのは医師や看護師、薬剤師などではないでしょうか。
私たち自身も臨床検査技師を友人に説明するのにもちょっと苦労する職種です。
「検査をする人かなぁ~」と説明すると、多くは「あ、レントゲン!」といわれてしまうほど、病院における職種のうちでもなかなか、出てこない職種ではないでしょうか?
「看護師さん~」と間違えられることもしばしば…(笑)
しかし、病院には以下に示すように臨床検査技師は欠かすことのできない職種の一つなんです!

ハートセンターで働く『臨床検査技師』の検査は?

当院で働く臨床検査技師の業務には大きく分けて、「検体検査」と「生理検査」の二つがあります。
検体検査は、①患者様から採血した血液を、それぞれ異なった分析装置にかけ、採血結果を出す業務、②手術を行う際に必要な輸血の準備など、③体内から取り出されたものを分析して、データとして診療に提供する等が主なお仕事です。
生理検査は、心電図検査や超音波検査など、専用の医療機械を用いて患者様と直接接しながら、生理的反応や心臓の働きを見たりする検査です。機械を当てる部分に痛みは少しあるかもしれませんが、基本的に非侵襲的な検査ですので出血を伴う痛みや放射線などからの被ばくはなく受けていただける検査を行っています。
ハートセンターの検査のうち、『放射線』を使っていない検査の大半を行っているのが臨床検査技師なんです。
ハートセンターの検査室は、『正確かつできる限り迅速に』・『目の前の患者様を大切に』をモットーに、医師が患者様の診察や治療を行う中で、患者様の病気を見つけるために必要な様々な検査データを出しています。
診断・治療のための「縁の下の力持ち」という存在になれていたらいいなと思う、今日この頃です(^^♪

                             

COVID-19の検査(PCR法)について当院での対応

COVID-19の検査、(PCR法)が、3月6日より、公的保険適応となりました。
院内感染を防止する観点などから、検査が実施できる施設は専門の設備や人員配置などの体制が整った「帰国者・接触者相談センター」か、感染対策に対する特殊な機能を持つ医療機関に限られます。
循環器系疾患を専門とする当院では、PCR検査を行える設備はございませんので、検査を行うことができません。発熱や呼吸苦等の症状がある患者様は、「帰国者・接触者相談センター」等にご相談ください。
政府より不要不急の外出を控えるように、アナウンスされておりますが、深部静脈血栓症(エコノミー症候群)にならないよう、家の中では長時間同じ姿勢でいることは避け、水分をとったり、あしを動かしたりすることを心掛けて、お過ごしください。

御礼 ~COVID-19に対応して頂いてます皆様へ~

最後に、『新型コロナウイルス(COVID-19)』に関しまして。この検査(PCR法)を行っている多くのスタッフが、臨床検査技師です。
COVID-19に罹患しているからといって、他の病気の進行が待っていてくれるわけでもありません。そのため、臨床現場ではCOVID-19の検査のみを行うわけにはいきません。
民間の検査会社様は、多くの病院から通常の検体を処理している中で、今回のCOVID-19のPCR検査を追加で行うという判断は簡単なことではなかったと思います。
当院でも、日常の検体を検査センターで検査していただいています。残念ながらPCR検査は当院では行えませんので、この場をお借りして、日々ご対応いただいている臨床検査技師のみなさんに、感謝申し上げます。