チーム医療:RST

RST(Resperatory Support Team)とは、各職種のエキスパートが知識・技術を持ち寄り、人工呼吸器を装着している患者様の管理方法の標準化と人工呼吸器からの早期離脱、質の高い呼吸ケア提供を目的としている専門チームです。
医師・看護師・理学療法士・臨床工学技士・物品管理業者がチームに所属しており、各職域をサポートし合うことで、よりよい成果に繋がるように、チーム医療を展開しています。
ハートセンターグループは、豊橋・名古屋・岐阜の3病院があり、各病院に RSTを発足しました。また、3病院合同呼吸管理委員会がそれぞれのRSTの質を維持しています。

呼吸サポートチーム(RST)の成り立ち
- 2011年1月 3病院合同呼吸管理委員会発足
- 2011年4月 豊橋・名古屋・岐阜RST発足


3病院合同呼吸管理委員会風景
呼吸療法認定士とは?
正式名称:3学会合同呼吸療法認定士(日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会)
「3学会合同呼吸療法認定士認定委員会」が受講資格を有すると判定した者のうち、同委員会が実施する認定講習会の課程を履修したのち、同委員会が施行する認定試験において一定の合格基準に達した者。
「3学会合同呼吸療法認定士」認定制度 http://www.jaame.or.jp/koushuu/kokyu/k_index.html
RSTの活動分野
教育

スタッフを対象に勉強会を実施しています。
研究
『心臓血管外科手術後における嗄声の発生要因』

臨床で起こっている問題を解決するために取り組み、学会発表をおこなっています。
実践・指導
呼吸器(Servo s・V60)に関わる指導

吸引手技や人工呼吸器管理などOJTで指導をおこなっています。
医療安全

インシデントレポートを分析し、安全な呼吸管理を目指しています。