例年並みの酷暑そして新型コロナ・オミクロン感染の拡大もありましたが、8月5日、19日に感染対策を徹底した中でインターンシップを開催させていただきました。
「コロナ禍だからできない」ではなく、「コロナ禍だけど開催できる」様しっかり感染対応を行い、無事に開催することができました。循環器専門病院の特色を感じとれるような時間と他にはない体験ができるようスケジュールを組み行いました。


実際の治療を見学

 午前は手術室、カテ室、CCU、外来を見学。実際の治療をしている現場を見る機会がない実習生にとっては緊張しながらも、とてもキラキラした目をして治療現場を見入ってました。またそこで活躍している看護師の姿を見て「かっこいいな。」との憧れも抱いたことと思います。CCU見学では重症ケアが必要な中でも、自然光が入る病室でイキイキと働く看護師の姿や患者様への声掛けに感動した実習生もいました。外来ではフットケア指導の見学を行い、一見すると心臓とはかけ離れたように思えますが、足に目を向けてケア・指導する必要性を知ることで新たな学びとなったようです。実際、自分が履いている靴の履き方指導もあり、指導後の違いにびっくりしていました。


患者様参加型カンファレンスへの驚き

 午後からは現場の看護師と座談会を行い、看護師の私生活や現場のリアルな話を聞くことができ、笑いが絶えない時間となりました。心リハ室見学では入院中の患者様がリハビリしている姿を見学し、そこで働く看護師の重要性を理解し学ぶことができました。病棟見学では、褥瘡回診やベッドサイドカンファレンスに参加することで患者様を含めたカンファレンスへの驚き、そして多職種と連携した回診が見られたことにより、現場だからこそ味わうことができる体験となったのではないでしょうか。


インターンシップを通して
 どの実習生もインターンシップ後の当院の感想は、急性期現場の緊張感を保ちつつも多職種間との連携の距離感もよくアットホームな雰囲気にあったとの印象でした。今回のインターンシップによって時間ごとに実習生の表情はマスク越しからでも読み取れるくらいにイキイキ、キラキラした表情に変わっていきました。実習生の方々にとって良い時間を提供できたのではと感じてます。