第1期生として、第2期生のフィジカルアセスメントの演習に参加させていただきました。演習ではフィジカルアセスメントモデルであるPhysiko(フィジコ)という人形を用いて、診察手技トレーニングを行いました。
フィジカルアセスメントとは問診とフィジカルイグザミネーション(視診・聴診・打診・触診)を用いて患者様の全身状態を把握する技術です。患者様の1番近くにいる看護師がこの技術を習得する意義は、非常に大きなものがあると感じます。
患者様の訴えから、系統立てて全身状態を把握することが出来れば、医師への報告が的確なものとなり、予防的介入ができるからです。
「何かおかしい」「今日はいつもと違う」など日常的に感じることがあると思います。その感覚は8割正しいという統計があります。道具や器械に頼るだけの情報収集ではなく、患者様の身体の訴えから五感を用いた情報収集が出来るようになることは、看護師の大切なスキルになると考えます
2期生として参加させていただき、もっと多くの看護師に、この技術を伝えていきたいと感じました。
特定行為実践看護師 木内 佑哉