私たちペーシェントサービスは、患者様の診療に関わる業務に従事しています。

患者様に気持ち良く病院で過ごしていただくことを目指し、診察室、待合、病棟などで日々業務に励んでいます。

「断らない、あきらめない、ここには岐阜ハートセンターがある」がテーマである岐阜ハートセンターは、循環器専門病院であり、胸痛症状で来院される患者様が多くいらっしゃいます。胸痛は、心筋梗塞、急性大動脈解離など生命を脅かす病気の前兆である可能性がある怖い症状で、歩いて受診されるのも危険な場合があります。待合でお待ちいただく間に具合が悪くなっても、命に係わる病状と知らず、我慢して診察の順番をお待ちいただいている患者様もいらっしゃいます。

私たちは、体調の悪い患者様の変化にいち早く気づきお声かけできるよう取り組んでいます。また、有症患者様の初期対応についての知識を身に着け、医師や看護師を連携できるように、研修会、シミュレーションを重ね、3つの活動をはじめました。具合の悪い患者様が訴えやすいように、待合やラウンジにポスターの掲示、自分達から患者様へ声をかける判断基準となる「かけつけ隊カード」の作成、嘔吐されている患者様、採血や点滴後の出血に即座に対応し、看護師につなぐことができるよう、各診察室と待合に救急箱の設置を行いました。このように待ち時間を安心して過ごしていただけるよう、また、少しでも待ち時間を短縮しスムーズにご案内ができるよう各部署が連携して取り組んでいます。些細なことご不明な点やお困りのことがありましたら、ピンクのユニフォームのペーシェントサービスにお気軽にお声かけ下さい。