ペイシェントサービス

私は、岐阜ハートセンターの外来で勤務している7年目のペーシェントサービス(以下PS)です。

外来PSの仕事内容は、主に診察室業務(医師の診察補助業務)、中待ち業務(次回の予約取得等)を行っており、患者様に安心して院内で過ごしていただけるように日々努めています。今回は私が外来業務の中で印象に残っているエピソードを1つお話しさせてください。

診察室業務をしていた際、胸痛の症状で受診された患者様に対して、医師が血液検査・心電図・胸部レントゲン・心臓超音波検査・冠動脈造影CT検査の指示を出されたので、検査オーダーの代行入力を行いました。患者様が順番に検査を受けている中で、検査技師から血液検査の異常値報告、放射線技師から冠動脈造影CTの異常所見の報告がありました。その旨を速やかに医師へ報告し、医師の判断により診察順番の組み替えを行いました。患者様は再度診察を受けられ、当日緊急入院、さらに詳しく調べるための検査・治療を受けられる事が決定しました。看護師へ患者様の詳細、入院目的等を伝え、入院の手続きをしていただきました。

後日、中待ち業務をしていた際、退院された患者様から「先日は本当にお世話になり、ありがとうございました。」と言っていただき、患者様の元気な姿、笑顔を見る事ができ、嬉しくなりました。

このような経験を経て、私が思うPSとは、医師やコメディカルと患者様を繋ぐ架け橋のような存在であると考えています。また、垣根なく即時的に連携できる岐阜ハートセンターは、急を要する、治療すべき患者様を見逃さず優先して最善の治療を行う事ができる素晴らしい病院だとPSとして日々実感し、誇らしくなる職場です。今後も、チーム医療の一員として様々な部署と連携し、目の前の患者様一人一人を大切にしていきたいです。