11月11日からの7日間、心臓血管外科にて特定行為研修修了後トレーニングをさせていただきました。

トレーニングでは、手術時に清潔になり医師の横で手術を見学させていただくことや、術後患者様の処置、病棟医と一緒に外科患者様の回診をしました。

普段は集中治療室で看護を行っているため、今までに術式等も学んできてはいましたが実際にみることは少なかったため、非常に貴重な経験ができたと思っています。術式はもちろんのこと、体内留置物や機器類がどのように使用されているかを学べたことは今後の集中治療室での看護に繋げていけそうです。

術後患者様の処置や病棟医との回診では、医師の考え方を中心に学びました。「必ず鑑別を行うこと」「今何を優先すべきか考えること」「原因を考えること」など、医師が普段どのような考え方を中心に置き患者様を診ているのかを学びました。

特定行為研修修了者の役割として「医師のタスクシェア」がありますが、タスクシェアを行うためには医師の手法、考え方を学ぶことは必須であると考えています。この7日間で学べたことは極一部にすぎませんが、タスクシェアを行っていくためへの一歩となったのではないかと考えています。今後もトレーニングで、また日々の業務の中で学びを深め実践へと繋げていきます。

心臓血管外科の皆様、またご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

今後もよろしくお願いします。