2026年1月22日午後2時30分、『本地洋一のハート相談所』 の放送です。
そこで今回の放送のテーマは『開院17周年を迎えて ハートセンターが大切にしてきた想いとこれから』です。
■ 岐阜で初めての循環器専門病院として開院
ハートセンターは2009年2月5日、岐阜県で初めての“循環器に特化した専門病院”として誕生しました。 心臓病や血管の病気に悩む患者さんの「相談役」でありたいという想いからスタートし、17年間その姿勢を変えることなく歩んできました。
現在では、岐阜市内だけでなく、西濃・中濃・飛騨地域など広い範囲から多くの患者さんが来院されています。 2025年の1年間だけでも、約6,500人の初診患者さんが来院し、そのうち約2,000人は岐阜市外からの受診でした。 「頼っていただけることが何よりの喜び」です。

■ ハートセンターが大切にしてきた “4つのS”
開院以来、ハートセンターが一貫して大切にしてきた理念が「4つのS」です。
1. Safety(安全)
医療は何よりも安全が最優先。 医療安全を文化として根付かせ、優しさを中心に据えた医療を提供する。
2. Spirit(心)
心温まる医療を目指し、患者さんの立場に立った接遇を大切にする。
3. Specialty & Science(専門性と科学)
循環器専門病院として、確かな技術と最新の医療を追求し続ける。
4. System(体制)
24時間365日、患者さんを断らない医療体制を整える。
この4つのSを実現するために、スタッフ全員が日々努力を重ねています。
■ 医療者としての心構え
理念を支えるために、ハートセンターでは2つの心構えを大切にしています。
① 目の前の患者さんを大切にする
一人ひとりにとって最善の医療を提供するため、常に丁寧に向き合う。
② 常に考える
忙しさに流されず、「今の医療は本当にベストか」を自問し続ける。 月に1回の朝礼でも必ずこの2つを共有し、全員で意識を高めています。

■ 患者さんと一緒に治療方針を決める “シェアード・ディシジョン・メイキング”
近年、医療の世界で重視されているのが 「シェアード・ディシジョン・メイキング(共同意思決定)」という考え方です。
医師が一方的に治療を決めるのではなく、 患者さんの価値観・生活背景・倫理観なども踏まえ、 医師と患者さんが一緒に治療方針を選ぶというものです。
緊急時には難しい場面もありますが、可能な限り患者さんの想いを尊重し、納得して治療を受けていただくことを大切にしています。
■ 信頼関係こそが医療の土台
「治療が成功するかどうか以上に、患者さんとの信頼関係が大切」と話します。
信頼関係があるからこそ、
・治療を前向きに受けられる
・結果に納得できる
・医療者もより良い医療を提供できる
こうした“良い循環”が生まれます。患者さんが元気になって退院される姿は、医療者にとって何よりの喜びであり、次の医療への大きな力になります。

■ 20年、30年と続く病院を目指して
開院から17年。 これからもハートセンターは、4つのSと2つのフィロソフィーを大切にしながら、地域の皆さまに信頼される病院を目指して歩み続けます。
「この病院に来てよかった」 そう思っていただける患者さんを一人でも多く増やすことが、私たちの使命です。

次回のハート相談所は2026年2月19日(木)にお送りいたします。
また、心臓や循環器疾患に対する質問やご意見などは番組までドシドシとお寄せください。