岐阜ハートセンター 院長 松尾仁司氏
24時間体制、最先端の循環器医療を提供
昨年を振り返ると。
コロナ禍にあっても、職員一同、感染対策を徹底し、たくさんの心臓病で苦しむ患者様を治療する機会をいただきました。24時間365日、専門性の高い、質の高い医療を、安全に、真心をもって提供することができたと思います。
救急医療に取り組む決意
今年も循環器救急に注力します。心臓病は発症早期の治療が重要です。速やかに診断し、高い技術で治療を行うことが患者様を救命できるかどうかのカギになります。
“あしの外来“など専門外来の開設について。
岐阜ハートセンターには“あしの外来”“心不全外来”“心臓弁膜症外来”などの専門外来があります。あしは第2の心臓といわれ、足のしびれや痛みなどで苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。あしと心臓病は強い関連があることがしられています。あしの病気から心臓の病気が発見される。あるいは心臓の病気からあしの病気が発見されることもあります。
日本、世界への情報発信。
岐阜ハートセンターの理念には、日本や世界への情報発信が唱えられています。学会活動や論文執筆活動は医師個人のみでなくチーム全体の医療レベルの向上につながります。明日の医療をよりよいものとするために、多くの臨床研究に参加していきます。
チーム医療を大切にする。
岐阜ハートセンターでは、患者様に元気になっていただくために、多職種から構成されるハートチームで医療を提供しています。術後のリハビリ、栄養指導など、手術やお薬以外の治療にも注力しています。
2023年も高い専門性と情熱をもって患者様の治療を行い、“岐阜ハートセンターにきてよかった。“、“ここには岐阜ハートセンターがある”と多くの患者様にいっていただけるように、職員一同精進していきたいと思います。
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/178788
今年の初日の出の動画です。