看護師特定行為研修

当院は令和元年8月22日付で厚生労働大臣より特定行為研修指定研修機関の指定を受け
令和元年10月より第1期研修を開始しました。

1.特定行為とは

診療の補助であり、看護師が手順書により行う場合には、実践的な能力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が特に必要とされる行為のこと。(21区分38行為)(厚生労働省ホームページより)

2.特定行為研修とは

看護師が手順書により特定行為を行う場合は特に必要とされる実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度化かつ専門的な知識及び技能の向上を図るための研修であって、特定行為区分ごとに特定行為研修の基準に適合するもの。(厚生労働省ホームページより)

3.岐阜ハートセンター特定行為研修の特徴

岐阜ハートセンターの理念は4つの「S」です。4つの「S」とは「Safty安全」 医療安全が文化として根づくよう努めること。「Spirit こころ」こころ温まる医療をめざし接遇
に努めること。「Specialty&Science専門技術」心臓疾患専門病院として確かな技術の提供に努め、日進月歩の医学の発展に貢献できるように努めること。「System体制」24時間365日、絶対にお断りしない体制の整備に努めることです。
私たちは、この理念のもと、「目の前の患者様を大切に」そして「常に考える」の二つのkeywordを合言葉に医療を提供しています。高い専門性を意識するなかで、患者・ご家族様の気持ちに寄り添い、医療を受ける側の立場に立って、常に考えることを重要視しています。特定行為研修においても単に区分別行為を実施する者としてではなく、医師の視点で『診る』、看護師の視点で『看る』ことができ、患者様の立場で常に考える事のできる、研修生を育成していくことを目指しています。

4.特定行為研修の紹介

当院では、2019年8月22日に特定行為研修指定研修機関の指定を受け、10月より研修を開始しました。
次年度当院で行う研修は、6区分12行為となっています。

 区分名特定行為名診療科
A呼吸器(気道確保に係るもの)関連経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整
呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連侵襲的陽圧換気の設定の変更
非侵襲的陽圧換気の設定の変更
人工呼吸器管理がなされている者に対する鎮静薬の投与量の調整
人工呼吸器からの離脱
動脈血液ガス分析関連直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保
B創傷管理関連褥瘡又は慢性創傷の治癒における血流のない壊死組織の除去
創傷に対する陰圧閉鎖療法
創部ドレーン管理関連創部ドレーンの抜去
C栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正

5.研修進度表(一例)

岐阜ハートセンター看護師特定行為研修は2021年10月1日より2022年9月30日に第3期研修を開講します。

募集要項は下記をご覧ください。なお、募集要項に関してのお問い合わせ、病院見学の希望等は下記の問い合わせ先にご連絡ください。

問い合わせ先:看護部長 五十嵐 TEL:058-277-2277

・2021年度特定行為募集要項はこちら2021年度特定行為募集要項

・特定行為研修 出願提出書類はこちら特定行為研修 出願提出書類(様式1~8)

2021年度

岐阜ハートセンター看護師特定行為研修

研修生募集要項

Ⅰ.特定行為に係る看護師研修(以下、特定行為研修とする)の概要

1. 本院の特定行為研修の特徴
本院は、「保健師助産師看護師法第三十七条の二第二項第一号に規定する特定行為及び同項第四に規定する特定行為研修に関する省令(厚生労働省省令33号)に基づき、以下の特定行為区分について指定教育機関として指定を受けている。特定行為を活用して看護の専門性を高め実践する看護師の役割モデルを示し、その役割発揮に必要な研修を実施するものである。
特定行為区分とは、①呼吸器(気道確保に係るもの)関連②呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連③動脈血液ガス分析関連④創傷管理関連⑤創傷ドレーン管理関連⑥栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連である。

2. 特定行為研修の目的
本研修の目的は、地域での社会的役割を自覚し、根拠に基づいた、専門性の高い看護を倫理的側面に十分配慮しながら実践できる看護師を育成する。

3. 研修受講資格
1) 日本国の看護師免許を取得しているもの
2) 出願時に通算5年以上の看護師実務経験を有すること
3) 所属長(看護部長あるいは同等職位の所属長)の推薦を有すること
4) 所属施設において特定行為研修中における協力が得られること
5) 人々の健康や質の高い保健・医療・福祉の実現に貢献する意思のある者

4.  履修内容の読み替え
特定行為指定研修機関で既に受講した科目や時間数の取り扱い並びに履修認定
については履修免除願を提出し、当院特定行為研修管理委員会の審査の上、免除する。

5. 定員
定員 5名
6. 研修期間
研修期間 1年間 共通科目E-learning時間は192時間/250時間

7. 募集時期
年1回 10月期

8. 修了要件
本研修を修了するためには、次の条件を満たす必要がある
1) 共通科目をすべて履修し、筆記試験及び観察評価に合格すること
2) 共通科目修了後、選択した区分別科目を履修し、筆記試験及び観察評価に、また科目によっては実技試験に合格し、実習にて規程の症例数を経験すること
*なお、特定行為研修修了後は、修了した特定区分ごとの修了証を交付し、研修修了者の名簿を厚生労働省に提出する。

9.実施日程(予定)
2021年  10月1日(金曜日)         開講式
10月2日(土曜日)から2022年3月末日           共通科目
2022年   4月上旬から9月中旬頃      区分別科目
9月下旬                            修了式

10.研修場所
自施設研修

11. 研修内容の特徴

A クリティカルケア領域呼吸管理コース ① 呼吸器(気道確保に係るもの)関連
② 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連
③ 動脈血液ガス分析関連
B 創傷管理コース ① 創傷管理関連
② 創部ドレーン管理関連
C 栄養及び水分管理コース ① 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

本研修は、A,B,Cのいずれかのコースもしくは、A+C、B+Cのコースを選択することができる。加えて、どのコースにも250時間の共通科目により構成されるものである。