こんにちは。管理栄養士の臼井です。今回は中性脂肪が高くても動脈硬化は進行するのかについての話をしようと思います。
健康診断で「中性脂肪が高い」といわれたことはありますか。
実は中性脂肪も動脈硬化と無関係ではありません。
中性脂肪そのものが血管にたまるわけではありませんが、中性脂肪が高い状態ではLDLコレステロールが増えやすくなります。
中性脂肪が高い状態になると「レムナントリポ蛋白」と呼ばれる中間型の脂質や、小型で密度の高いLDLが増えやすくなることが知られています。これらの脂質が血管の内側に入り込みやすく、血管壁で炎症を引き起こすことで動脈硬化の進行に関与すると考えられています。
また近年の疫学研究でも、高トリグリセリド血症は心筋梗塞や脳梗塞のリスク上昇と関連することが示されています。

また、中性脂肪が高い方は内臓脂肪型肥満、血糖上昇、高血圧を併せ持つことが多く、メタボリックシンドロームの状態になりやすい点も重要です。これらが重なることで、血管への負担はさらに強まります。
対策として大切なのは、極端な脂質制限ではありません。甘い飲み物やアルコールの摂り過ぎを控え、主食、主菜、副菜を揃えた食事を基本にすることです。そして適度な運動を継続することが重要です。
前回の尿酸値についてのブログと重複する点も多いのでぜひそちらもご覧ください。
特にアルコールの飲みすぎや、果糖が多い飲料の飲みすぎ、運動不足には注意していきましょう。
管理栄養士はあなたにとってベストな栄養管理を提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。
また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。