こんにちは。管理栄養士の臼井です。秋になると、ぶどうや梨、柿など、おいしい果物が多く出回ります。果物にはビタミンや食物繊維などが含まれ、毎日の食事に取り入れたい食品です。一方で、「体に良いから」とたくさん食べればよいわけではありません。今回は、果物を食べるときに気をつけたいポイントをご紹介します。

厚生労働省の「健康日本21(第3次)」では、果物の摂取量を1日200gとする目標が設定されています。例えば、りんごなら1個、バナナなら小サイズであれば2本、みかんなら2個程度が目安です。ただし、これは「200gまで」という上限ではなく、健康づくりのための目標です。

 

果物には果糖などの糖質が含まれるため、食べ過ぎるとエネルギーや糖質のとり過ぎにつながります。特にジュースやスムージー、ドライフルーツは、生の果物よりも多く摂取しやすいため量に注意しましょう。

また、尿酸値が高い方も、果糖のとり過ぎには注意が必要です。果糖は体内で代謝される過程で尿酸の産生を促すことが知られています。ただし、果物そのものを一律に制限する必要があるという意味ではありません。果糖を多く含む清涼飲料水などのとり過ぎを避けることも大切です。

さらに、腎機能が低下し、カリウム制限を受けている方には注意が必要です。果物にはカリウムを多く含むものがあるため、自己判断で量を増やさず医師に確認しましょう。

また果物には多くの水分が含まれています。心不全など水分量の管理が必要な方も注意する必要があります。

 

果物は量を意識すれば健康的な食生活に取り入れやすい食品です。ご自身の病気や治療内容に合わせて、旬の果物を上手に楽しみましょう。

管理栄養士はあなたにとってベストな栄養管理を提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。

また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。