2026年9月24日午後2時30分、『本地洋一のハート相談所』 の放送です。
今回の放送のテーマは「息切れ、年齢のせいにしてませんか?」です。
息切れは「病名」ではなく、体の中の酸素が足りないと感じる症状のことを指します。
■ 息切れを起こす主な原因
息切れはさまざまな臓器の状態が影響します。
・心臓の病気
・肺(呼吸器)の病気
・加齢による体力・筋力の低下
・貧血(血液が薄くなる状態)
特に貧血は若い女性にも多く、階段を上がるだけで息切れを感じることがあります。

■ 年齢による息切れと病気による息切れの違い
息切れを判断する際に大切なのは、「いつもの自分と比べてどうか」という視点です。
「比較すべき期間」
・10年前と比べて息切れする → 加齢による変化の可能性が高い
・1週間前・1ヶ月前と比べて急に息切れが強くなった → 病気の可能性が高い
急激な変化がある場合は、早めの受診が必要です。
■ 心臓が原因の息切れに多い症状
次のような症状がある場合、心臓が原因の可能性が高くなります。
・横になると苦しい
・夜中に息苦しくて眠れない
・足がむくむ
・胸の圧迫感
・動悸がある
これらが複合している場合は、循環器内科への相談が推奨されます。
■ 肺が原因の息切れに多い症状
・咳
・痰
・ゼーゼーする(喘鳴)
喘息をお持ちの方は、息切れが「喘息なのか」「別の病気なのか」判断が難しいため、呼吸器内科での診察が有効です。

■ 体重の変化にも注意
体重は健康状態を知る重要な指標です。
・急に増える → 体内の水分過剰(心不全など)
・急に減る → 悪性腫瘍などの可能性も
日頃から自分の体重を把握しておくことが大切です。

■ まとめ
息切れは、心臓・肺・血液・筋力など、さまざまな要因で起こります。 特に、
・1週間〜1ヶ月前と比べて急に悪化した息切れ
・むくみ・咳・痰・胸の圧迫感などの随伴症状がある息切れ
は、病気の可能性が高いため、早めに医療機関へご相談ください。
加齢だけで片付けず、変化に気づいたら受診することが健康維持につながります。

次回のハート相談所は2026年10月15日(木)にお送りいたします。
また、心臓や循環器疾患に対する質問やご意見などは番組までドシドシとお寄せください。