こんにちは、心臓リハビリテーション担当の薬剤師です。今日はコレステロールと心筋梗塞の関係についてお話ししようと思います。

コレステロールには善玉コレステロールと悪玉コレステロールの2種類があります。善玉コレステロールは血管の中の余分なコレステロールを回収しますが、悪玉コレステロールは逆に血管の中でコレステロールをこぼしながら流れるため増えすぎると血管の壁にたまって動脈硬化の原因となってしまいます。悪玉コレステロールは採血の結果では、LDLコレステロールと記載されていることが多いです。

LDLコレステロールを下げることで心臓発作や血行再建術、虚血性脳卒中の発生率を減らすことができ、約39mg/dl(1mmol/L)減らすごとにこれらの主要な血管イベントの年間発生率が約5分の1減少するという報告がされています。例えば、もともとLDLコレステロールが100mg/dlの人が61mg/dlに下げることができれば、心筋梗塞などのリスクが約20%程度相対的に下がる可能性が高い、ということです。

(参考文献:Cholesterol Treatment Trialists’ (CTT) Collaboration, Baigent C,et al. Lancet. 2010;376(9753):1670-1681.)

 

運動や食事に併せて、コレステロールを下げる薬を内服することで、心筋梗塞の再発リスクを下げることにつながります。

ただし、薬を内服する上で副作用にも注意が必要です。筋肉痛や赤褐色尿、肝障害が稀に出ることがあるため、副作用が気になる場合は、自己判断で調節せず医者や薬剤師に相談してください。

薬剤師はあなたにとってベストな薬剤管理を提供します。ご興味のある方は心臓リハビリテーション室(058-213-0488)までご連絡ください。

また、ご質問がある方は是非ご連絡頂ければ幸いです。