2025/5/26

『きょうもラジオは!? 2時6時 』~第120弾~2025年5月22日午後2時30分、『本地洋一のハート相談所』に出演しました。

https://gifu-heart-center.jp/publication-blog/radio_gradio_gifu_0522/

2025年5月20日
多施設前向きコホート研究のご案内:冠動脈カルシウムスコア解析に基づく下肢静脈瘤患者の心血管疾患予測(岐阜ハートセンター倫理委員会承認済(IRB2025023))

私たちは、慢性静脈不全が虚血性心疾患の独立した危険因子であることを、冠動脈カルシウムスコア(CACスコア)を用いて示した研究成果を発表しました(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40249957/)。

この研究結果を基盤とし、より一般化可能な知見を得るため、また、CTを使用せずに術前のリスク評価によってCACスコア>100のリスクを予測できれば、臨床現場における意思決定支援に資する可能性があると考え、多施設共同前向きコホート研究を計画いたしました。

本研究へのご関心をお持ちの方は、ぜひ以下までご連絡ください。

お問い合わせ先:

岐阜ハートセンター

あしの診療・静脈センター長

心臓血管外科専門医

富田伸司

〒500-8384岐阜県岐阜市薮田南4-14-4

Tel 058(277)2277  Fax 058(277)3377

e-mail: tomita@heart-center.or.jp

 

2025/5/18

岐阜ハートセンターにおけるフットケアプログラムの有効性を示す論文が出版されました。現在、慢性静脈不全に対するフットケアおよび運動療法は、クラスIIaに分類されています。本研究は、その基盤となる重要な研究と位置づけられると考えております。

2025/4/21

慢性静脈不全が虚血性心臓病の独立危険因子であることを冠動脈カルシウムスコアを用いて示した論文を出しました。虚血性心臓病に対する新たなアプローチになる可能性を秘めているものです。

Chronic venous insufficiency as an independent risk factor for coronary artery disease: Evidence from coronary artery calcium score analysis – PubMed

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40249957/

2025/2/28

ハートセンターならではの、静脈と心臓の関係性の総説を静脈学出版しました。

日本語

English Version

2025/2/17

フットケアプログラム改訂版のお知らせ

これまで当院でのフットケアプログラムは多くの方々に活用されてきました。学会などでその有効性を報告してまいりました。

実際に日常臨床では、整形外科的疾患(脊柱管狭窄症、変形性股関節、膝関節症など)をお持ちの方が多く、手があしに届かないというご意見をしばしば伺います。そこで今回は、今までのフットケアを十分できない方のために別の方法を追加しました。PDFを添付しますのでぜひご活用ください。

2025/2/9

岐阜新聞に掲載されました。

第3回岐阜ハートセンターフットの日(2025/2/8)を開催しました。当日はあいにく大雪でしたが、それでも多くの方々が参加されました。わざわざ来てためになったとお言葉をいただき、準備したスタッフも安堵しました。

2025/1/6

あしの診療・静脈センターのホームページを2024年の実績などを含めて追加・改訂しました。

2024/10/23

足病ソムリエが選ぶ特選足病動画アカデミー賞

エントリー作品が受賞いたしました!

  •  番外編:フットの日

アカデミー賞の発表は第5回日本フットケア・足病医学会学術集会IN神戸の会場にで、推薦者のコメントをいれたポスター掲示という形で発表致します。

2024/10/21

日本静脈学会岩井静脈研究奨励賞として、東海静脈学会地方会から推薦されました。

演題名)下肢静脈瘤手術により治療肢以外の体の浮腫も軽減し各症状改善に寄与したと考えられた2症例

2024/10/19

富田伸司 講演:当院でのベナシールの適応・合併症の回避法・対処法 Medtronic 実地開催 選ぶ理由がわかる!CAC治療の魅力を解説

2024/10/11

38th American Venous & Lymphatic Society’s annual congressで発表しました。

Tomita et al. Chronic Venous Insufficiency as an Independent Risk Factor for Coronary Artery Disease: Evidence from Coronary Artery Calcium Score Analysis

慢性静脈不全患者の冠動脈カルシウムスコアを測定した研究(24th European Venous Forum)を土台として、慢性静脈不全自体が、冠動脈の動脈硬化の独立危険因子であることを証明した内容です。

2024/9/26

岐阜ハートセンターカフェテリアミーティング

富田伸司 講演:慢性静脈不全と全身(心臓)との関連性について

慢性静脈不全は心臓血管病と深い関わりがあることが明らかになりつつあります。

2024/9/24

Tomita et al. Surgical Treatment of Varicose Veins Reduces Leg Edema and Generalized Edema, Alleviating Clinical Symptoms Throughout the Body. Vascular investigation and therapy (Vasc Invest Ther 2024;7:54-6)

体内細胞外水分比が術後減少すること(Phlebology 2024, Vol. 39(8) 527–533)を報告しましたが、体内細胞外水分比が減少することに裏付けされて治療側以外の部分のむくみによる症状(対側のあし、手、顔のむくみ、夜間頻尿の減少)が改善するという症例報告です。

https://journals.lww.com/vith/fulltext/2024/07030/surgical_treatment_of_varicose_veins_reduces_leg.2.aspx

2024/5/10

2023年American Vein and Lymphatic SocietyとUIP(international Union of Phlebology)合同開催(マイアミ)にて、poster sessionで3位を受賞したもので、下肢静脈瘤手術を行った患側の足の浮腫が改善するだけでなく、非治療側、体幹の浮腫も改善するということを明らかにした内容です。

2024/4/30

岐阜ハートセンター

あしに関する市民公開講座 フットの日(2月10日)の講演内容を下のQRコードで見ることができるようになりました。ご自由にご覧ください。

2024/4/15

24th European Venous Forumに2演題採択されました。

“Evaluation of Self and Others’ Awareness Parameter Improvement Effects, Including CIVIQ14, After Instruction of The Foot Care Program For Functional Venous Insufficiency”,

“Utility Of Coronary Artery Calcium Score For Risk Assessment In Patients With Chronic Venous Insufficiency: A Retrospective Cohort Study”, has been selected for ePoster presentation at the 24th annual scientific meeting of the EVF held at the Royal Olympic Hotel, Athens Greece from 27-29 June 2024.

第44回 日本静脈学会総会に採択されました。

機能的静脈不全に対する当院のフットケアプログラム指導後のCIVIQ14を含めた自他覚パラメータ改善効果の検討(シンポジウム)、他口演2 採択されました。

2024/2/12

下肢静脈と全身の関係を大事な一つのテーマとしています。

2023年9月にアメリカ、マイアミで行なわれた、アメリカ静脈リンパ学会、世界静脈学会合同開催(AVLS and UIP 2023)にて、ポスターセッション3位に選出されました。

下肢静脈瘤が全身のむくみの原因となりえることと、術後治療した足だけでなく、体幹、全身のむくみが減少することを細胞外水分比の変化で証明し、顔や手のむくみなどさまざまな体の症状が3割の患者で術後軽減したという内容です。