心不全の患者様は年々増加の一途を辿っています。当院へは年間およそ300人の方が心不全で入院されています。

心不全患者様は再入院率が高く、心不全が増悪すると身体機能や食欲低下などを来たし、住み慣れた自宅に帰れなくなったり、生活の質を落とす方も少なくありません。

日本の再入院率は下記のグラフの通り、非常に高率です。

心不全の患者様が再入院を防ぐためには、患者様やそのご家族が「心不全とはどんな病気なのか」、「日常生活ではどんなことを注意する必要があるのか」をしっかり理解して実行する必要がありますが、それは容易ではありません。

そのため当院では、心不全の自己管理に対する教育と病状の評価のために『心不全教育入院』を始めました。

心不全で入院され退院後1年以上経っている方や入院はしていないが心不全を患っている患者様には『心不全教育入院』をお勧めします。

心不全による入院を防ぐことは、生活の質を高めることや長生きすることに繋がります。

心不全教育の概要

2泊3日コースです(火曜日に入院し、木曜日に退院です)

病状評価のために検査をします

心不全に対する教育・指導をします

費用(参考)3割負担:約71,000円 

      2割負担:約47,000円 

      1割負担:約23,500円

※上記は医療費のみの金額です。食事代(1食460円)と私費は別途要

※個室に入院希望の方は、別途個室代が必要となります

※身体障害者手帳をお持ちの方(3級以上)は、食事代と部屋代のみとなります

※指定難病の方は個人で決められた限度額までのお支払いとなります

心不全教育入院に関するお問い合わせ
TEL  058-277-2277まで、お気軽にお問い合わせください。

岐阜ハートセンター 院長 松尾仁司