手術室看護師長 樋口善哉

当院では心臓疾患の患者様が多く入院しており、私たち医療者は新型コロナウィルスを病院内に持ち込ませないように(入院患者様にうつさないために)、2月28日より玄関前での検温を開始しました。

私は普段の業務では多くの患者様と接する機会が少ないため、今回多くの患者様やそのご家族の方々に接する機会となりました。

体温測定を開始した頃は、体温測定での待ち時間や動線の変化、説明によりご迷惑をおかけしてしまうこともありました。しかし、次第に来院される患者様からは、「安心して病院に来ることができる。」などと暖かい言葉をかけて頂けるようになりました。また、体温測定を通して1年ぶりに再会した患者様や、数年ぶりに再会した患者様、元気な姿と笑顔を頂きました。短い関わりでしたが、覚えていて頂けた喜びは大きいものでした。

また入院患者様にとっては面会ができない中、体温測定を行っているスタッフに「いつも大変ですね。お疲れさまです。」と励ましの言葉をかけてくださる方もみえます。面会禁止であり、不安な入院生活で不自由さも感じてみえる患者様、ご家族のみなさん、この状況がいつまで続いていくのかまだわかりません。多くの不安もありますが、みなさんのお言葉と笑顔に支えられながら、まだまだ頑張っていこうと思える今日この頃です。みなさん一緒にがんばりましょう。

終わりに

我々看護師はコロナの状況においても、患者様・ご家族様の回復を促し、思いに寄り添い、『こころ』を少しでも温められるように、これからも看護させていただきます。

最後に、宮沢賢治の作品をお借りして…

 コロナニマケズ

東ニ急患アレバ         最前線ニタチ

西ニ死ニサウナ猫アレバ     行ッテエサヲアタエ

北ニ帰国デキヌムスメアレバ   家族ノキモチデソレヲササエ

サムサノナツハオロオロアルキ  ミンナニデクノボートヨバレ

ホメラレモセズ         クニモサレズ

サウイフカンゴシニ

ワタシハナリタイ

岐阜ハートセンターの看護師は、コロナでもその人らしい生活を諦めません!!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

岐阜ハートセンター 看護部